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むくみがある(足のむくみ・顔のむくみ)

調布市国領町の佐野医院では、循環器内科専門医・総合内科専門医が、足や顔などの「むくみ(浮腫)」の原因を丁寧に診察しています。
むくみは一時的なものから、心臓・腎臓・肝臓・ホルモンの病気が隠れていることもあります。
「朝起きると顔がむくむ」「夕方になると靴がきつい」「片足だけ腫れている」など、気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

当院では、超音波検査(心臓・下肢静脈)検査、血液検査、尿検査などを組み合わせて行い、全身の血流や臓器の状態を総合的に評価します。
地域のかかりつけ医として、症状が軽いうちに原因を見極め、必要に応じて大学病院などの専門医療機関と連携しながら、適切な治療を進めていきます。

むくみとは

むくみ(浮腫)とは、血液中の水分が血管やリンパ管の外にしみ出し、皮膚の下にたまった状態をいいます。
通常、体の水分は心臓・腎臓・リンパ管の働きによって一定に保たれていますが、これらの機能が低下すると、余分な水分が体にたまり、むくみとして現れます。

軽いむくみは一時的なこともありますが、むくみが続く場合、左右差がある場合、全身に広がる場合は病気が隠れている可能性があります。

むくみの主な原因

1. 心臓の病気

  • 心不全
     心臓のポンプ機能が低下して、血液が全身にうまく送れなくなることで、静脈に血液が滞ります。
     足のむくみや息切れ、体重増加などを伴うことがあります。
  • 肺高血圧症・心臓弁膜症
     心臓の弁や血流の異常があると、体の下の方に水分がたまりやすくなります。

2. 腎臓の病気

  • 慢性腎臓病・ネフローゼ症候群
     腎臓が余分な水分や老廃物を十分に排出できなくなり、全身がむくみます。
     特にまぶたや顔のむくみが目立つことがあります。

3. 肝臓の病気

  • 肝硬変
     血液中のアルブミンというタンパク質が減少し、水分が血管の外に漏れ出します。
     腹水や足のむくみとして現れることがあります。

4. 内分泌・ホルモンの異常

  • 甲状腺機能低下症
     代謝が低下し、皮膚の下に水分やムコ多糖がたまりやすくなります。
     顔全体が腫れぼったく、まぶたが重く感じられることがあります。

5. 静脈・リンパの流れの障害

  • 下肢静脈瘤
     足の血管の弁が壊れ、血液が逆流することで、足のむくみやだるさが生じます。
  • 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)
     片足だけが急にむくむ場合は、血栓による血管の詰まりが疑われます。
  • リンパ浮腫
     がん治療や感染などによりリンパの流れが悪くなり、足や腕がむくみます。

6. 一時的・生活習慣によるもの

  • 長時間の立ち仕事・座りっぱなし
  • 塩分の多い食事
  • 運動不足
  • 生理前・妊娠中
  • 過度な飲酒

むくみの見分け方

症状の特徴 疑われる主な原因
朝起きたときの顔のむくみ 腎臓の病気、甲状腺の病気
夕方になると強くなる足のむくみ 心臓の病気、静脈のうっ滞
片足だけのむくみ 深部静脈血栓症、下肢静脈瘤
全身のむくみ 心不全、腎臓、肝臓の病気
むくみ+息苦しさ 心不全や肺の病気の可能性

このように、むくみの出方や時間帯、左右差は、原因を見極めるうえで重要な手がかりになります。

当院で行う検査

佐野医院では、むくみの原因を特定するために、以下のような検査を組み合わせて行います。

  • 血液検査(腎機能・肝機能・甲状腺機能・アルブミンなど)
  • 尿検査(たんぱく尿、ナトリウムなど)
  • 心電図・心臓エコー検査(心不全や弁膜症の評価)
  • 下肢静脈エコー検査(血栓や静脈の逆流の有無を確認)
  • 胸部レントゲン検査(心臓や肺の状態を確認)
  • 体重・血圧・酸素飽和度の測定

これらの検査を総合的に評価し、むくみの原因や重症度を判断したうえで、必要な治療や生活指導を行います。

治療について

むくみの治療は、原因となっている病気を正しく診断し、それに応じた治療を行うことが基本です。
佐野医院では、検査結果をもとに、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療を行います。

1. 原因疾患の治療

  • 心不全の場合:利尿薬を含めた薬物療法に加え、塩分制限などの生活指導を行います
  • 腎臓の病気の場合:食事療法(塩分・たんぱく制限など)や必要に応じた薬物療法を行います
  • 肝臓の病気の場合:栄養指導や薬物治療を行い、状態に応じて専門医療機関と連携します
  • 甲状腺の病気の場合:甲状腺ホルモンの補充療法など、原因に応じた治療を行います

2. 生活習慣の改善

  • 塩分を控える(1日6g未満を目標)
  • 足を高くして休む
  • 軽い運動やふくらはぎのストレッチ
  • 十分な睡眠と体重管理
  • 弾性ストッキングの着用(必要に応じて)

3. 静脈やリンパのむくみの場合

  • 血栓がある場合は抗凝固療法など、血栓に対する治療を行います
  • 静脈瘤には圧迫療法を基本とし、必要に応じて専門治療が可能な医療機関をご紹介いたします
  • リンパ浮腫は医療用マッサージや圧迫療法などを行い、専門施設と連携して対応します

当院の特徴

  • 循環器内科専門医・総合内科専門医が全身の循環状態を総合的に評価します
  • 心臓・腎臓・肝臓・ホルモンの異常を1回の受診でまとめて検査することが可能です
  • 下肢静脈エコー・心臓エコー検査を院内で当日実施できます
  • 重症例は東京慈恵会医科大学 西部医療センター(旧第三病院)と連携して、治療を継続します
  • 在宅医療にも対応し、高齢者のむくみについても継続的なフォローアップが可能です

よくある質問(むくみについて)

Q1. 夕方になると足がむくむのは病気ですか?
A1. 長時間の立ち仕事や座りっぱなしでも起こりますが、毎日続く場合は心臓や静脈の異常が隠れている可能性があります。お気軽にご相談ください。

Q2. 片足だけむくむのですが?
A2. 血栓や下肢静脈瘤が原因となることがあります。放置せず、早めに下肢静脈エコー検査を受けることをおすすめします。

Q3. むくみを取る薬を飲めば治りますか?
A3. 利尿薬などで一時的に改善することはありますが、原因となっている病気を治療しなければ根本的な解決にはなりません。原因に応じた治療が大切です。

院長より

むくみは「疲れかな」と見過ごされがちですが、体の循環バランスが崩れているサインであることもあります。
佐野医院では、循環器内科専門医が心臓・腎臓・肝臓・ホルモンを総合的に診断し、
患者さん一人ひとりに合わせた生活指導と治療を行っています。

調布市国領町・多摩川住宅・狛江市中和泉周辺で、足や顔のむくみが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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