血圧が高い・不安定
調布市国領町の佐野医院では、循環器内科専門医・総合内科専門医が「血圧が高い」「血圧が日によって大きく変動する」といったお悩みの診療を行っています。
血圧が高くても自覚症状がほとんどないことが多く、気づかないまま放置されがちですが、動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・腎臓病など、重大な病気につながるリスクがあります。
また、血圧が不安定な場合には、自律神経の乱れやホルモン異常、服用中のお薬の影響、生活習慣の乱れなどが関係していることもあります。
当院では、循環器内科専門医が一人ひとりの体質や生活背景を丁寧に伺い、
高血圧の原因精査から薬物治療の調整、生活指導の見直しまで無理のない血圧管理をトータルでサポートします。
血圧が高いとは
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のことです。
一般的に、上の血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、下の血圧(拡張期血圧)90mmHg以上の場合を「高血圧」と診断します。
ただし、病院で測定すると緊張などで血圧が高くなる「白衣高血圧」や、病院では正常でも家庭では高くなる「仮面高血圧」があります。
そのため、家庭での血圧測定が非常に重要です。
血圧が高くなる原因
- 塩分の多い食事
- 運動不足
- ストレス・睡眠不足
- 肥満・過食
- 加齢・遺伝
- アルコールの飲みすぎ
- 喫煙
また、以下のような病気が隠れていることもあります。
- 腎臓の病気(腎動脈狭窄など)
- 内分泌の異常(原発性アルドステロン症、甲状腺機能亢進症など)
- 睡眠時無呼吸症候群
こうした病気による高血圧を二次性高血圧と呼び、原因となる病気の治療が必要になります。
血圧が不安定になる原因
血圧が日によって変わったり、朝と夜で大きな差が出る方も少なくありません。
このような血圧変動には、次のような要因が関係します。
- 自律神経の乱れ(ストレス・更年期など)
- 塩分や水分摂取量の変動
- 睡眠不足や過労
- 気温や季節の変化
- 薬の飲み忘れ、服用時間のずれ
- 脱水や過度の飲酒
特に早朝や夜間に血圧が高くなるタイプは脳卒中や心疾患のリスクが高まることが知られており、注意が必要です。
高血圧による主な合併症
高血圧の状態が長く続くと、血管に常に負担がかかり、動脈硬化が徐々に進行していきます。
「頭痛」「肩こり」「動悸」などの軽い症状をきっかけに見つかることもありますが、
多くの場合は自覚症状がほとんどないまま進行するのが高血圧の特徴です。
当院で行う検査
佐野医院では、血圧の異常を正確に評価するために以下の検査を組み合わせて行います。
- 血圧測定(院内血圧と家庭血圧の比較)
- 心電図・心エコー検査(心肥大や不整脈の有無を確認)
- 尿検査(たんぱく尿や腎機能への影響を評価)
- 血液検査(腎機能・電解質・コレステロール・ホルモン異常など)
- ホルター心電図(脈拍の1日の変動を確認)
- 睡眠時無呼吸症候群の簡易検査
これらを総合的に判断し、高血圧の原因の有無、治療の必要性、生活習慣で改善できるポイントを明確にします。
治療について
1. 生活習慣の改善
- 食塩摂取量を1日6g未満にする
- 野菜・魚・海藻類を意識的に摂取する
- アルコールの量を控える
- 適度な運動(ウォーキングなど)
- 十分な睡眠とストレスのコントロール
2. 薬物療法
生活改善でも血圧が十分に下がらない場合、内服薬による治療を行います。
- Ca拮抗薬(血管を広げ、血圧を下げる)
- ARB/ACE阻害薬(血管の緊張を抑える)
- 利尿薬(体内の余分な水分を排出する)
- β遮断薬(脈拍と血圧を安定させる)
当院では、できるだけ少ない種類・少ない量で効果を得ることを重視しています。
血圧が安定してきた場合には、薬の減量や中止も慎重に検討します。
3. 定期的なフォローアップ
高血圧は一時的に治る病気ではなく、長期的にコントロールしていくことが大切な疾患です。
定期的に血圧や心臓・腎臓などの状態を確認し、脳卒中や心疾患などの合併症を未然に防ぐサポートを行います。
当院の特徴
- 循環器内科専門医が、血圧の変動パターンまで詳しく解析
- 心電図・心臓エコー(超音波)・血液検査を同日に実施可能
- ホルモン異常・腎臓疾患・睡眠時無呼吸症候群など、原因精査まで対応
- 慈恵会医科大学西部医療センター(旧第三病院)などと連携し、精密検査・入院治療もスムーズに紹介
よくある質問(血圧について)
Q1. 病院では高いのに、家では正常です。受診が必要ですか?
A1. 「白衣高血圧」の可能性がありますが、将来的に本当の高血圧に移行するリスクがあるとされています。家庭血圧を含めた評価と、定期的な経過観察をおすすめします。
Q2. 血圧が急に上がったときはどうすればいいですか?
A2. まずは安静にして深呼吸をし、10〜15分後に再測定してください。頭痛・胸痛・息切れ・しびれなどの症状を伴う場合は早めの受診が必要です。
Q3. 薬を飲み始めたら一生やめられませんか?
A3. 生活習慣の改善や体重減少により、減薬・中止が可能な方も多くいらっしゃいます。当院では血圧の経過をみながら、段階的な調整を行います。
院長より
血圧の変動は、体調や生活リズムの乱れを知らせる大切なサインです。
放置すると、将来的に心筋梗塞や脳卒中といった重大な病気につながることがありますが、早めに気づき、適切に対処することで予防が可能です。
佐野医院では、循環器専門医が最新のエビデンスに基づき、家庭血圧の評価、生活習慣の見直し、薬物治療の調整を組み合わせて、
一人ひとりの生活背景に合わせた無理のない血圧管理を行っています。
調布市国領町・多摩川住宅・狛江市中和泉周辺にお住まいで「血圧が高い」「血圧が安定しない」とお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
