高血圧症
調布市国領町の佐野医院では、循環器内科専門医・総合内科専門医が高血圧症の診断・治療を行っています。
高血圧は「自覚症状のない病気」といわれますが、放置すると心臓病・脳卒中・腎臓病などの原因になるため、早期発見と継続的な管理がとても大切です。
当院では、生活習慣の見直しからお薬の調整まで、患者さん一人ひとりの体質に合わせた丁寧な治療を行っています。
高血圧症とは
血圧が慢性的に高い状態が続く病気です。
医学的な高血圧の診断基準は、
診察室血圧で140/90mmHg以上、または家庭血圧で135/85mmHg以上です。
一方、2025年8月に改訂された『高血圧管理・治療ガイドライン』では、
心臓病や脳卒中を防ぐための治療目標値として、
診察室血圧130/80mmHg未満、家庭血圧125/75mmHg未満が推奨されるようになりました。
血圧が高い状態が長く続くと、心臓や血管に強い負担がかかり、動脈硬化(血管の老化)を進めてしまいます。
その結果、次のような重大な病気を引き起こすことがあります。
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心筋梗塞や狭心症
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脳出血、脳梗塞
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心不全
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腎臓の機能低下(慢性腎臓病)
症状がなくても、沈黙の病気(サイレントキラー)と呼ばれるほど、気づかないうちに進行するのが特徴です。
高血圧の原因
高血圧は大きく「本態性高血圧」と「二次性高血圧」に分けられます。
本態性高血圧
原因が特定できないタイプで、遺伝・加齢・生活習慣が関係しています。
日本人の高血圧の約9割がこのタイプです。
主な原因要素:
- 塩分の摂りすぎ
- 運動不足
- 肥満
- 睡眠不足・ストレス
- 飲酒・喫煙
- 加齢や遺伝
二次性高血圧
腎臓やホルモンの異常など、他の病気が原因で血圧が上がるタイプです。
若い方や、急に血圧が上昇した方ではこのタイプの可能性があり、原因検索の検査が必要です。
高血圧でよく見られる症状
多くの方は症状がありませんが、次のような体調の変化に注意が必要です。
- 頭痛や肩こり
- めまい
- 動悸や息切れ
- 耳鳴り
- 目の充血、視力のかすみ
- 朝方のだるさ
これらの症状がある場合は、血圧測定をおすすめします。
当院での検査・診断
佐野医院では、血圧の変動や心臓・血管の状態を正確に把握するために、以下の検査を行います。
- 血圧測定(診察室・家庭血圧の記録)
- 心電図・ホルター心電図(24時間心電図)
- 心臓超音波(エコー)検査
- 頸動脈エコー(動脈硬化の確認)
- 血液・尿検査(腎臓・肝臓・コレステロールなど)
- 胸部レントゲン
これらを総合的に判断し、原因や合併症の有無、緊急度を評価します。
高血圧の治療
当院では、生活習慣の改善+必要に応じた薬物療法を行います。
1. 生活習慣の見直し
- 塩分を1日6g未満に控える(味噌汁・漬物・加工食品に注意)
- 野菜や魚を中心にしたバランスの良い食事
- 1日30分程度の有酸素運動を基本とし、可能な方は週2回程度の軽い筋力トレーニング
- 禁煙・節酒
- 体重管理(BMI 25 以下)
- 睡眠を十分に取る
- ストレスをためない
日々の習慣を少しずつ整えることで、血圧の改善が期待できます。
2. 薬物療法
生活改善だけで十分な効果が得られない場合や、リスクが高い場合にはお薬を使います。
代表的な降圧薬には以下のような種類があります。
- Ca拮抗薬
- レニン-アンジオテンシン系阻害薬(ACE阻害薬/ARB)
- 少量の利尿薬
- β遮断薬
当院では副作用や生活スタイル、合併症を考慮し、循環器内科専門医の立場から、できるだけ少ない薬剤・用量で安定した血圧コントロールを目指します。
当院の高血圧治療の特徴
- 循環器内科専門医による心臓・血管を含めた総合的管理
- 心臓超音波検査や頸動脈超音波検査で動脈硬化の進行をチェック
- 生活指導と薬の調整を一人ひとりに合わせて丁寧に実施
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)など、合併要因の検査にも対応
- 在宅血圧管理・オンラインフォローもご相談可能
- 高血圧は患者さんごとに原因やリスクが異なるため、当院では画一的ではない、個別性を重視した診療を行っています。
よくある質問(高血圧症について)
Q1. 血圧が少し高い程度なら薬を飲まなくても大丈夫ですか?
A1. 軽度の場合は生活改善で下がることもありますが、放置すると血管に負担がかかります。2025年のガイドラインの改訂では生活習慣改善を行ったうえで、比較的早い段階で再評価し、必要に応じて薬物治療を開始することが推奨されています。まずは医師と相談しながら管理していきましょう。
Q2. 血圧は1日の中で変動しますが、どの値を基準にすればいいですか?
A2. 家庭で朝と夜に測定した平均値が大切です。診察室より家庭血圧を重視します。
Q3. 薬を一度飲み始めたら一生続けるのですか?
A3. 体重減少や生活改善により減量・中止できる場合もあります。定期的な見直しを行います。
院長より
私は循環器内科医として、長年にわたり高血圧や心臓病の患者さんを診てきました。
血圧の管理は「薬で下げること」だけでなく、「血管と心臓を守ること」です。
ご自身の体を理解し、無理のない範囲で続けていくことが大切です。
佐野医院では、生活習慣から薬の選び方まで、患者さんと一緒に考える治療を行っています。
調布市国領町・多摩川住宅・狛江市中和泉周辺で血圧が気になる方は、お気軽にご相談ください。
