息苦しい・呼吸がしづらい
調布市国領町の佐野医院では、循環器内科専門医・総合内科専門医が「息苦しい」「呼吸がしづらい」といった症状の診療を行っています。
息苦しさは、心臓や肺、血液の異常、自律神経の乱れなど、さまざまな要因で起こる症状です。
中には、心不全・肺塞栓症・気管支喘息・肺炎など、早期対応が必要な病気が隠れていることもあります。
当院では、心電図検査、胸部レントゲン検査、心臓エコー(超音波検査)、血液検査、酸素濃度測定などを行い、息苦しさの原因を丁寧に評価します。
必要に応じて、東京慈恵会医科大学西部医療センター(旧・第三病院)などの中核医療機関と連携し、適切な診療・紹介を行っています。
息苦しさとは
「息苦しい」とは、息を吸っても足りない感じがする、呼吸が浅くなる、呼吸の回数が増えてしまうといった状態を指します。
症状の出方や持続時間、体を動かしたときに悪化するか、安静時にも起こるかなどによって、原因となる病気をある程度推測することができます。
息苦しさは、軽い体調不良から命に関わる病気まで、幅広い原因で起こるため、症状が続く場合や急に悪化した場合には注意が必要です。
息苦しさの原因
1. 心臓の病気によるもの
- 心不全
心臓のポンプ機能が低下し、肺に水がたまることで息苦しさが出ます。
横になると症状が強くなり、夜間に息苦しさや咳で目覚めることがあります。 - 不整脈(心房細動など)
脈が乱れることで血液を十分に送り出せず、動悸や息切れ、息苦しさを感じます。 - 心筋梗塞・狭心症
胸の痛み・圧迫感とともに、息苦しさを伴うことがあります。
2. 肺・呼吸器の病気によるもの
- 気管支喘息
ヒューヒュー・ゼーゼーという呼吸音が出ることが特徴で、夜間や早朝に悪化しやすい傾向があります。 - 肺炎・気管支炎
咳や痰・発熱を伴うことが多く、高齢の方では発熱より先に息苦しさが目立つ場合もあります。 - 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
主に喫煙が原因で、息を吐きにくくなり、動いたときに息苦しさが強くなる病気です。 - 気胸(ききょう)
肺に穴が開くことで、突然、片側の胸の痛みと強い息苦しさが出現します。
3. 血液・代謝によるもの
- 貧血
酸素を運ぶ血液成分が不足し、体が酸素不足となることで息切れや息苦しさが起こります。 - 甲状腺機能異常
代謝の異常により、心拍数や呼吸数が増え、息苦しさを感じることがあります。
4. 精神的・自律神経の乱れによるもの
- 過換気症候群(過呼吸)
ストレスや強い不安をきっかけに呼吸が速くなり、胸苦しさや息苦しさを感じる状態です。 - パニック発作
突然の強い不安感とともに、息が詰まるような苦しさや動悸を伴うことがあります。
注意が必要な息苦しさのサイン
以下のような症状がある場合は、緊急性が高い可能性があります。
- 安静にしていても息苦しい
- 胸痛、動悸、冷や汗を伴う
- 顔色が悪い、唇や指先が紫色になる(チアノーゼ)
- 突然の強い呼吸困難や激しい咳き込み
- 高熱が続く、意識がもうろうとする
これらの症状がある場合は、我慢せず、速やかに医療機関を受診するか、必要に応じて救急要請を行ってください。
当院で行う検査
佐野医院では、症状や経過に応じて、以下の検査を組み合わせて原因を詳しく調べます。
- 心電図検査:不整脈や心筋虚血の有無を確認します
- 胸部レントゲン検査:肺炎、心不全、胸水などの異常がないかを評価します
- 心臓エコー(超音波検査):心臓の動きや弁の状態、心不全の有無を評価します
- 酸素飽和度測定(SpO₂):体内に酸素が十分に行き渡っているかを確認します
- 血液検査:貧血、感染症、甲状腺機能異常、心筋マーカーなどを評価します
- 呼吸機能検査(必要に応じて)
検査結果を踏まえ、緊急性の判断や治療方針の決定を行い、必要な場合には東京慈恵会医科大学西部医療センター(旧・第三病院)などの中核医療機関へ速やかにご紹介します。
治療について
息苦しさの治療は、原因となる病気に応じて適切に行うことが大切です。
佐野医院では、検査結果をもとに、以下のような治療を行います。
心臓の病気が原因の場合
- 薬剤を使用し、心臓の負担を軽減します
- 不整脈に対して抗不整脈薬による治療や心拍数のコントロール、必要に応じて抗凝固療法を行います
- 狭心症の場合は薬物療法に加え、症状や検査結果に応じて、カテーテル治療やバイパス手術について専門医療機関と連携し、検討します
肺や気道の病気が原因の場合
- 吸入薬(ステロイド・気管支拡張薬)による治療
- 肺炎や気管支炎などの細菌感染症に対しては抗菌薬を使用します
- 喫煙習慣のある方には禁煙指導・生活指導を行います
精神的・自律神経の乱れによる場合
- 呼吸法の指導
- 症状に応じて抗不安薬を用いた治療
- 生活習慣の見直しやストレスコントロールのサポート
貧血・甲状腺機能異常などが原因の場合
-
鉄剤やホルモン治療など、原因に応じた治療を行い、症状の改善を目指します。
当院の特徴
- 循環器内科専門医・総合内科専門医・救急専門医による診療
- 心臓・肺・血液・自律神経など、幅広い原因を総合的に評価
- 院内で心電図・レントゲン・心エコー・血液検査が即日可能
- 東京慈恵会医科大学西部医療センター(旧・第三病院)などの中核医療機関と連携し、緊急性の高い疾患にも対応
- 不安やストレスによる息苦しさにも、丁寧に対応
よくある質問(息苦しさについて)
Q1. 息苦しいけれど、咳や熱がありません。受診したほうがいいですか?
A1. はい。胸痛や動悸を伴う場合は、心臓の病気が原因となっている可能性があります。咳や発熱がなくても、検査によって原因がわかることがありますので、一度ご相談ください。
Q2. ストレスでも息苦しくなりますか?
A2. はい。ストレスや不安がきっかけで、過換気症候群(過呼吸)や自律神経の乱れにより息苦しさが出ることがあります。適切な対応で改善する場合もありますので、ご安心ください。
Q3. 息苦しさが夜だけ出るのですが?
A3. 夜間に症状が出る場合、心不全や気管支喘息などのサインであることがあります。寝る姿勢や症状が出る時間帯も含めて、診察で詳しく確認します。
院長より
息苦しさは、軽い症状のように思えても、重大な心臓や肺の病気の初期症状であることがあります。
当院では、循環器内科専門医がその場で心電図・心エコー(超音波検査)を実施することで、重症疾患を早期に見抜く診療体制を整えています。
調布市国領町・多摩川住宅・狛江市中和泉周辺で、息苦しさや呼吸の違和感にお悩みの方は、
どうぞお気軽に佐野医院までご相談ください。
